多くの人が抱える身体の倦怠感は、生活の質を低下させる大きな要因です。これは単なる「疲れ」ではなく、解決可能な健康問題の場合もあります。今回は、一般的にはあまり知られていない倦怠感の原因について自律神経の観点から紹介します。
①倦怠感の原因とは
よく聞く自律神経の問題。現代社会ではさまざまなストレスが原因となり、交感神経が優位となってしまい、常に身体が緊張して休まらない状態になってしまうことがあります。もちろん身体が休まらないので疲れます。
②自律神経と姿勢の関係
日々のストレスや仕事での偏った姿勢が原因で、大きい筋肉ばかりを過剰に使い過ぎてしまうクセが身体にしみついてしまいます。大きい筋肉は持続性があまりなく、身体に余計な負荷と疲れを引き起こす原因となります。
③普段を動かしていないところを動かす
倦怠感を解消するための1つに運動があります。これは、マラソンを走れとかジムに行ってトレーニングをしろという意味ではなく、上記で挙げたことの反対、つまり普段使っていない部位を使うような運動をしてくださいという意味です。それは呼吸のエクササイズや基本的な背骨のモビリティエクササイズなど自宅で手軽にできるものがほとんどです。
倦怠感は放置すると日々の活動に大きな障害となり得ますが、正しい知識と行動で改善できる可能性があります。この記事で紹介した情報を活用して、毎日を元気に過ごしましょう。身体を健康に保つための行動、運動は今からでも遅くはありません。